古代の人々はなぜ亡くなった人を追悼する歌を作ったのか。そんな根本的な疑問を解き明かします。
12月24日に開催した「第21回万葉ロマン塾」の講演および質疑応答の動画を公開しました。
講師:関隆司(万葉ロマン塾 塾長/高岡市万葉歴史館)
参加者の感想(アンケートより一部抜粋)
・挽歌についてわかりやすい説明を受けて、勉強になりました。
・挽歌は優しい歌だなと思いました
・「挽歌」という重く感じられる課題を「挽く」というキーワードから、現代の身近な話題に引き寄せて説明していただきました。個人の質問として、宮沢賢治の「永訣の朝」「銀河鉄道の夜」を挙げさせていただきましたが、「晩歌」は「儀礼歌」であり、「哀傷」とは別である、というお答えに納得をいたしました。それで、有間皇子の「家にあれば・・・・」の和歌の詞書き「自ら傷みて作る歌」意味に得心が行きました。ありがとうございました。
・関先生の講座の導入部がよかったですね。誰もがよく知っている身近な話題(明治天皇など)から入られ、万葉時代の挽歌、そして「男の挽歌」にいたる進め方に感心しました。この組み立てにも、さすが塾長!と言わせるもので、最後まで心地よく聞きました。
・後半の質問・雑言タイムでもいいましたが、挽歌は暗く唱えるべきでなく、特に自身の死に対するテーマは未来の生き方創造に有効なまくらであると私自身は感じています
・関塾長の深い洞察力にいつも感嘆しております。楽しい講義にワクワクです。有難う御座います。
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