富山県氷見市には、「布勢の円山(ふせのまるやま)」という、標高20メートルほどの小高い丘があります。
万葉集の時代、この一帯は大きな湖で、布勢の円山はその湖に浮かぶ島でした。大伴家持は、都から訪ねてきた友人たちとともに舟遊びを楽しみ、湖の風景を眺めたといわれています。
現在、布勢の円山の頂上には布勢神社があり、境内には「大伴家持卿遊覧之地」と刻まれた石碑が立っています。この石碑は、享和2年(1802年)に建立されたもので、万葉関連のものとしては富山県内で最も古いものです。
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